2008年04月08日

殺生石その1

宇都宮からJRに乗り、那須方面へ。
始発の待ち時間がながく、わりと人も混んでくる。
早めに席を確保しておいて正解だったようだ。
向かうのは栃木県の那須方面。
殺生石を見るためだ。

時間ができたので私が好むような”名所”を巡ろうと思い立った次第。
殺生石を選んだのは、交通の便が良かったからだ。
こうしたスポットは(特に地方ほど)行きにくいことが多い。
殺生石のある那須方面は温泉街で、都内からもバスが頻繁に出ている。
今回宇都宮を経由して電車で行った訳だが、往復をバスでしていれば
もっと安くで行けたかもしれない。
急に行くことを思い立ったため、ホテルの手配も慌ただしくおこなった。
本来であれば殺生石のある那須湯本までのバスが出ている黒礒などに
泊まれば便利だったかもしれないが、何駅か離れたところのビジネス
ホテルに泊まることとなった。

このように旅の支度自体は万端だったとは言えないものの、殺生石
については幼い頃からよく知る話で改めて見返す必要はない。
中国やインドで散々悪事を働いていた九つの尾を持つ九尾の狐が、
中世の日本に渡りそこでも朝廷に混乱を引き起こそうとする。
矢で射抜かれ石と化すが、今度はそこから毒を放ち続け近寄る人や
生き物を殺し続ける。ようやく源翁和尚により鎮められ石は3つに
飛び散るが、残ったひとつの石はなおも臭気を放ち続けたという。

これが殺生石のあらましだが、九尾の狐といえば日本の妖怪史の
中でも最大級と言われる力を持ったものだ。
その痕跡にようやく近づける。私の胸が高まったのは言うまでもない。
posted by ryuga at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪奇紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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